禁煙ってのは、久しぶりに吸うタバコの美味さを味わうためにする、などと言うと天邪鬼に見えるかもしれないが、これは一面の事実なのである。
ごくたまに煙草を吸うと、煙草を吸い始めたころの感覚を味わうことができる。なんとなく煙草の扱いもぎこちないし、味も当時感じたような新鮮な感じがする。これはなかなか悪くないものであるが、2本目にはもう消えてしまう感覚なので、これを味わうには普段は吸わないという状況を保っていなければならないのであるな。
タバコはやめてからもう10年以上経過している。やめるときは、それまで50本だったのをある日突然に完全にやめた。コツは、軽い銘柄にしたり本数を減らしたりせずに(オバマ大統領のようにニコチン依存をだんだん減らそう、ってのは個人的にはオススメしない:笑)、スパッと完全にやめたこと。それと、むしろこっちが重要だと思うが、「やめたやめた、禁煙だぁ」などとは思わずに、単に吸わないでいるだけ(この辺、ビミョーですが)という状態をキープすることだった。
それ以降、ほとんど吸っていない(パイプは例外)し、たまに吸っても習慣的な喫煙が再開したりはしない。とは言うものの、最近は、もういい歳なので吸いたい時には吸って「ああ、美味いなぁ、、、」などと悦に入っていたほうが良いのかもしれない、などとも思うのだった(笑)。